10月3日の朝日新聞に掲載された「回覧板に選挙ちらし」問題ですが、市民から異議申立があり市選管が受理、調査を始めたことはすでにこのブログでもお知らせしました。1ヶ月以内に調査結果を報告するとの事で気になっていましたが、結果は驚くべきものでした。
11月14日の朝日新聞を一部引用しますと、
市選挙管理委員会は13日、有権者の男性が「公職法違反で選挙は無効」とした異議申し出を棄却した、と発表した。
決定によると、3選を果たした佐久間清治氏が地盤とする5行政区(自治会)で市選管が調べたところ、リーフレットを回覧板で回したことを認めた区が一つあった。だが、いずれも非常勤特別職の地方公務員にあたる区長の関与は認められず、公職法違反にはあたらないと判断した。
とあり、回覧板で回した事実はあったものの区長は関与していなかったという棄却結果なのです。そうなるとこの申し出のキッカケにもなった、朝日新聞の10月3日記事が気になります。
ある区長は「好ましいことではなかった」と反省していた。
…省略…
ある区長によると、新顔候補が8月に立候補を表明したため、佐久間氏の後援会から「配ってくれ」と頼まれ、副区長らがリーフレットを預かった。「選挙まで時間がないし、ただ読んでもらうだけ。入会を強制するわけではない」と、回覧板に挟み込むことになったという。
ある区長自身が「反省」していると答えていたのに、直接関与していなかったという結果には大いに違和感があります。事実は闇の中に葬られてしまうのでしょうか・・・?
他の新聞でも報道があったようです。一旦結果がでてしまってはいますが、何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら匿名でも構いません、お寄せいただけますと幸いです。