管理人がまだ小さかった頃の思い出の場所でもあり、以前に新舞子海岸のすぐ近く。高増暁子さんと芸術の森(富津市亀田)という記事で紹介させていただいたことのある亀田の森に、新しくカフェがオープンしようとしています。前回訪れた時に芸術家ご夫婦の息子さんがカフェを準備中とのお話を聞いて胸を躍らせていたのですが、その時が近づいているのですね。
佐貫町駅から新舞子方面に車を走らせ、細道をを行くと新たに駐車場スペースができていました。「CAFE GROVE」とPマークが目印です。(詳しい道順はこの記事の最後にありますので参考にしていただければ)
駐車場から土を切り開いた向こうに、芸術の森と何やら建物が見えます。
この日は梅雨に入りあまり天候が思わしくありませんでしたが、何とか雨は止んでいました。あまり大雨だとツライですがこのくらいだと雨に濡れた木々の美しさを楽しむことができます。
石が轢かれたスロープにしたがって進んでいくと、そこにカフェGROVEの姿が!
勝手に白壁のイメージだったのですが、くすんだ水色というか緑色というかシャビーで何とも絶妙な色合いの外壁に「GROVE」の文字。「O」だけ反射する加工になっていて周囲の木々を映し出していました。
館山のDEWさんが作られたという廃材を活かしたドアを開けて早速お邪魔してみると・・・
左側にテーブル席と、大きな窓からその先のデッキスペースが見渡せます。
カウンターは4席と少ないですが、素敵な食器やコーヒードリッパーなどが並んでいて良い雰囲気。
一部女子には「BISCUIT」と書かれたお菓子の入れ物が大人気(笑)
カウンター横から奥に行くと洗面台がありました。この左手が勝手口になっていてお手洗いに続いています。
こちらが勝手口からデッキにでてお手洗い(左ドア)をみたところ。裏のドアも玄関と同じくDEWさんのお仕事で、すでに何年も使っているかのようなアジのある風貌です。
少し戻って、大きな掃き出し窓を見てみます。角に柱がありませんねぇ。
これだけ大きな窓ですが、全開に開くことができます。そうすると・・・
室内と同じくらいはありそうなデッキスペースとつながって、広々とした空間になるのです。
デッキを少し離れて撮ってみました。バリヤフリーのスロープもついていますね。
この日は天気が悪かったのでデッキのテーブル&チェアーは片付けられていましたが、晴れの日は外が絶対気持ちいいですね!
さて、キョロキョロしているうちにランチの準備ができたようです。この日は試食会ということで実際にランチで出す予定というメニューをいただきました。
カレーとサラダのセットです。大きな野菜が乗っていて見た目は欧風カレーかなと思ったんですが意外と違うジャンルの〇〇風でした(これは食べてみてのお楽しみ!みなさんも是非ご自分の舌で確かめてください)
続いて、キッシュも試食。個人的にパサパサのキッシュはあまり好きじゃないんですが、卵がいい感じにしっとりしていて中の具も良いお味!カレーの辛さが苦手な人にはこちらが人気メニューになるかもしれませんねぇ。
こちらが、オーナーの濱本 智之さん。ドリップ中はまさに真剣勝負!声をかけづらいほど集中してコーヒーを淹れてくれます。
GROVEのコーヒーは一ノ宮の自家焙煎COFFEE KUSAさんに指導していただいたとか。
このコーヒードリッパーが4つ設置できる木の台は、建物を施工した大工さんが作ってくれたとか。作業しやすくとても気に入っているそうです。
湯気がでて〜、あたりにコーヒーの香ばしい香りが広がってきました。
「濃い目」とオーダーしたスペシャリティコーヒーが登場。『違いの分からない男』の管理人では説得力に欠けますが(汗)深みがあってどこか甘く感じるのが不思議。苦いコーヒーは苦手ですが、とても美味しくいただきました。
コーヒーといったらスイーツ!牛乳ゼリーにスパイスが効いていてさっぱりといくらでも食べられそう。
味見ついでにビスコッティまでいただいてしまいました(笑)こちらはジンジャーが効いていて刺激的!
オープン前ということもあり、スタッフさんも研修中とのことでタイマーをみながらドリップの練習。「まるで部活」と仰っていましたが、結構力を使いますし体に染み付くまで繰り返す様子はまさに体育会系!
お腹いっぱい!大満足したところで、外が晴れてきました!
もう一度外を一回りしようと思い、ドアを開けると目の前に木があって驚き!森の中で森と一体化したカフェであることを改めて感じます。
青空まで出てきてくれてサービス満点のお天気ですね(笑)菖蒲エリアに日が差す様子は来た時とはまた違った森の姿を見せてくれます。
森の奥側から、カフェを撮ってみました。
室内から屋外デッキへ、デッキから森へとうまくつながっているこのスペースはイベントなどでも使えそうです。森の中にもところどころにベンチなどがありますしなんだかすごくイメージが湧いてくるんですよね。
というわけで、とてもリラックスした時間を過ごさせていただいたGROVE初体験を終え帰途につくのでした・・・。
§
オープン前にも関わらず思いっきりカフェを堪能し(子ども達はもちろん森での鬼ごっこを堪能していました)ついつい長居をしてしまいました。オープン予定が6月20日(金)に決まったとのことであと約10日間ですがその日が待ち遠しいですね!コーヒーとご飯・スイーツが美味しいだけでなく、贅沢な森があり、川があり、歩いてすぐ海にも行けちゃいます。富津の魅力が凝縮したようなこの新スポットに是非遊びにいってみてくださいね。
§
さて、このGROVEさん亀田の森の中にあるのですが、道が分かりにくいんです。オープンまでには要所に小さな案内がつくとのことですが、地図を用意しましたのでチェックしてみてください。
・佐貫町駅から新舞子海岸方面へ向かい、
・線路をわたってすぐに右側に斜めに曲がる道を入る
・さらに山側に向かって突き当りを左に曲がったらあとはほぼ道なりにすすみます
・途中牛が放牧されていたり、気付きにくいですが青年館の建物を通りすぎます。
・最後の500mほどは車1台しか通れない狭い道になりますのでお気をつけください。
・対向車が来た場合は、何ヶ所かある路肩や曲がり角などを使い、譲り合って通行してください。
店舗名 | Cafe GROVE |
---|---|
住所 | 〒293-0057 千葉県富津市亀田1237 |
TEL | 0439-66-0936 |
定休日 | 火・水 |
営業時間 | 11:00 ~ 17:00 |
[Cafe GROVE]
[Cafe GROVE](Facebookページ)
[…] 著書の「鉄道の未来学」角川書店にサインをしていただきました(今回場所をお借りしたCafe GROVEさんもちゃっかり、サインもらっています(笑)) こちらの本、さすが富津市内にお住まいの梅原さんの著書だけあって、内房線や特急さざなみのことなども出てきたり。とても親近感もあっておもしろいです!(^^)! […]
[…] ▼以前の紹介記事 亀田の森で絶賛準備中の注目カフェ「Cafe GROVE」は6月20日オープン予定! Cafe GROVEがオープンした芸術の森で「森の小屋展」11月3日まで […]
[…] 紹介ページ:亀田の森で絶賛準備中の注目カフェ「Cafe GROVE」は6月20日オープン予定! […]
[…] #富津巡りスタンプラリー 店舗紹介 Cafe GROVE 過去記事: 亀田の森で絶賛準備中の注目カフェ「Cafe GROVE」は6月20日オープン予定! 過去記事: Cafe […]
[…] 亀田の森で絶賛準備中の注目カフェ「Cafe GROVE」は6月20日オープン予定! […]
[…] 和室に味のあるテーブルがありました。 実はもともと蕎麦打ち台だった大きな板を使ったものだそうで、数々の傷は長年美味しい蕎麦を提供してきた歴史が刻まれているということなんですね。その歴史のテーブルでいただくお蕎麦・・・ロマンがあります。 ※ちなみに、このテーブルは南房総市の古材家具ショップ DEWの今井さん作だそうです。Cafe GROVEの扉を作られた方ですね。 […]
[…] グローブさんは森と川と海が近いまさに自然の中のカフェです。オープン前から追いかけさせていただいており、ロケーションを生かしてイベントなどもたくさん開催されました。 […]