先日告知させていただいた、金谷美術館で開催されたミュージアム・コンサートにお誘いいただきコンサート当日の館内を取材させていただきました。美術館内ですので普段は撮影禁止ですが特別に許可をいただきましたので写真レポートを掲載いたします。
展示室の中に椅子が並べられ、作品の中でクラシックを聴くことができるのは非常に貴重な体験ですね。鈴木 裕士館長からコンサートの開催趣旨の説明がありスタートしました。
息のあったコンビネーションで時折アイコンタクトを取りながら演奏されていました。
クラシック音楽を身近なものにしたいというコンセプト通り、クラシックについて、または演奏した曲について分かりやすく、時折冗談を交えながら説明してくださったので、会場からも笑い声が上がり和やかに演奏は続きます。
予定されていた演奏が終わると大きな拍手が起こり、アンコールがかかりました!1曲追加で演奏してくださりお客さんもとても満足されているようでした。
終わりにClassic for Japan理事の蓑田 秀策氏から挨拶があり、「100万人のクラシックライブ」の説明などがありました。卓越した技術を持ちながら演奏の機会がない若手音楽家と、普段あまりクラシック音楽を聞く機会のない方々とを繋ぐための絆づくりをテーマに活動されているとのこと。非常に共感を覚えました。
左から鈴木館長、大久保氏、山路氏で記念撮影に応じていただきました!
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Classic for Japanの活動ではこれまでホールなどではなく、野外など通常クラシック音楽を演奏しないような場所を中心にコンサートを開催してきたようですが、美術館のような適度に密閉された空間だと、音の響きもよく非常にクラシックを聴きやすい環境なのではないかと主催者側の方がおっしゃっていました。確かに、余計な雑音もなく展示作品に囲まれるという他に類を見ない雰囲気のなか素敵な演奏を聴くことができました。
今後もこのような機会が設けられることを切に願います。金谷美術館やClassic for Japanの活動内容についてはそれぞれ公式ホームページをご覧ください。