富津市西大和田(ちょうど富津市役所の裏にあたります)に新しく胡蝶蘭栽培を行う障害者の就労継続支援B型事業所が開所されるということで取材に行ってまいりました。
手作りという看板がいい味をだしています。
写真に見えている赤い建物が事務所で、その隣にビニールハウスが立っています。見学会はこの温室の中で行われました。
温室は広々としており、想像と違ってヒンヤリとしており空調が効いていました。胡蝶蘭の栽培には温めるより温度を低く保つ設備が重要だといいます。スライド式の棚に自動開閉のカーテンやクラウドコントロールの環境制御システム、雨水タンクなど最新のシステムが導入されているとのことでした。
実際に商品として並ぶ予定の胡蝶蘭は非常に立派です。1株1万円、3株の鉢で3万円で販売されるそうです。
ご挨拶
那部智史さん(NPO法人AlonAlon 理事長)
笹川陽平さん(日本財団 会長)
田中豊さん(アートグリーン株式会社 代表取締役)
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AlonAlonではアートグリーン株式会社と共同で知的障害者への胡蝶蘭栽培指導および全国企業への販売を行ってきました。AlonAlonの就労支援施設は今回が初めてで、今までは特例子会社の障害者が栽培した胡蝶蘭の販路拡大をしていました。今度は個人の方にも買っていただける新たな仕組みとして、例えば、1万円で10本の苗を購入した場合、1本は栽培後にオーナーへ1万円相当のアレンジメントフラワーにしてお届け、残りの9本は企業向けに販売し、知的障害者のメンバーの収入とする日本初のビジネスモデルに挑戦するそうです。
そのビジネスモデルは日本財団「はたらくNIPPON!計画」との協働プロジェクトとして、助成金が交付させることにもなりました。
障害のある方、胡蝶蘭の苗のオーナー、胡蝶蘭の購入者という関わる人全てがハッピーになることを目指すこのプロジェクトが富津で立ち上がったことが何より嬉しいですね。
インタビュー動画
那部理事長、笹川会長へのインタビューを行いましたので、ぜひ直接のお言葉を聞いていただき、この事業への意気込みを感じてください!
クラウドファンディングは9月22日まで!
インタビュー中にもありました、クラウドファンディングはReadyforで9月22日を期限に募集中です。
知的障がい者の所得倍増へ!胡蝶蘭の苗のオーナー募集中!(NPO法人AlonAlon 那部智史) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
すでに、第一目標金額となる100万円の支援をクリアしているなど素晴らしい反響がきているようですが、次の目標として今年度栽培する苗の全ての数を購入できる350万円をネクストステップに設定されています。
管理人もこのAlonAlonオーキッドガーデン富津の素晴らしいスタートを祈って応援したいと思います。
▼障がい者の自立支援を行なうNPO法人【アロンアロン】|胡蝶蘭通販店【AlonAlon】
▼知的障がい者の所得倍増へ!胡蝶蘭の苗のオーナー募集中!(NPO法人AlonAlon 那部智史) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)