今年4月に耐震性の問題などで惜しまれながら閉館となった富津岬荘が、場所を移転して新たにナカヤマインとして営業開始されたとのお話を聞き、取材させていただきました。
富津岬荘はジャンボプールのすぐ隣で、富津岬に一番近いロケーションでしたが、移転先のナカヤマインは富津公園よりもう少し駅側で、大定さんの斜め向かいあたりの位置関係です。
青堀駅から富津岬へ向かう県道255線沿いには本館があるのですが、新築の別館は裏手にありました。表通りにもナカヤマイン駐車場の看板がでています。
写真で見るナカヤマイン(別館)
2018年4月28日にオープンしたばかりという別館の建物は白を基調としていてとても爽やかな印象です。
では中に入らせていただいて・・・
入ってすぐ右側にフロントがあります。こちらにお声がけください。
玄関から廊下が続いていて、突き当りに洗濯室や浴室があります。
廊下の左側がレストランです。朝晩の食事は基本こちらで行います。
窓側にカウンター席があったり明るくて気持ちの良い空間です。
男湯の浴場は黒を基調としたシックな作り。
写真は掲載しませんが、女湯は白を基調としていて爽やかな印象でした。
洗濯室はコインランドリーになっています。スポーツ合宿の場合はフル稼働だそうですが、施設内にあるのは助かりますね。
1階にバリアフリーのトイレもあります。パラリンピックにでるアスリートの方も利用されることがあるとのことで、障害者の方でも利用しやすいよう配慮されています。
基本は和室の客室が並びますが、それぞれお部屋に工夫があるそうで、、、
というわけで、各部屋全て畳の色が違うそうです。
畳の色が違うだけでかなり印象が変わるんですね。遊び心があって良いです!
続いて、別棟となる本館を案内していただきました。
写真で見るナカヤマイン(本館)
移動の途中に気になる部分がありました。
本館の脇に、シャワーなどがあったのですが、これはトライアスロンなどのトレーニングをする人が海から上がって帰ってきたら、すぐにシャワーを浴びられるようにと、外に温水シャワーを設置したのだとか。
さらに、懸垂器具やストレッチロープ(?)、レンタルサイクルなどが用意されていて、今後もスポーツ・トレーニングで利用される方向けの設備を充実していく予定だそうです。宿泊利用者は無料で使えるみたいですよ!
本館には洋室タイプの客室が4部屋あり、別館と違ってベッドで各部屋にユニットバスや机の用意があり、ビジネス利用の方に向いているかもしれません(部屋の指定は空き状況によるそうですのでご予約の時に相談してくださいね)
※スミマセン、写真撮り忘れました(^_^;)
さて、本館の専用入り口から入り階段をのぼると大スペースのミーティングルームがあります。
大型モニター、スクリーン、フリーWi-fi、机と椅子が揃っており、合宿などの会議室として必要な設備が揃っています。
実際にスポーツ合宿の場合は、夜に映像を見ながらこちらでミーティングなどを行うようで、考えられた構造になっています。また、これだけの設備であれば、スポーツ合宿に限らず、最近房総地域でも良く行われている経営合宿や開発合宿、研修などの用途にも向いていますね。
合宿利用のないオフシーズンはあまり使われなくなってしまうので、地域の方にレンタルスペースとしてうまく使ってもらえないかというお話もされていました。かなり広いスペースですので用途は色々考えられます。木のフローリングなのでヨガの教室などにも利用されたことがあるとのこと。
ナカヤマインのお食事
これは全く想定外だったのですが、取材がお昼の時間にかかってしまったためお昼ご飯をいただいてしまいました。
本当にスミマセン。ありがたくいただきまーす!
新鮮なお刺身の乗った丼。合宿の団体さんの場合は食中毒などへの配慮から生ものを使うことはあまりないようなのですが、お客様に合わせて柔軟にメニューの対応をしていただけるとか。
プラスアルファで具沢山の豚汁。取材日は非常に暑い日だったので、鉄分補給を意識した献立にされたとか。
スポーツ合宿の場合、お食事は非常に重要なポイントだと思いますが、普段から慣れている施設だと安心して相談することができますよね。
まとめ
今回ご案内いただいたのは、ナカヤマインを経営されている安永さんご夫婦です。
富津岬荘が耐震性の問題で続けられなくなった時に、一度はやめようかと考えたそうですが、毎年合宿などで利用されているお客様からの後押しもあり、場所を変えての再出発を決断されたとのことです。若夫婦ならではの熱意で工夫されているのが感じられましたので、今後が楽しみです。
個人的にはミーティングルームがとても魅力的だなぁ〜。
ぜひ、ご利用ください!
ナカヤマイン
※現在HP製作中とのことです!
各種SNSもやっているそうですので詳細はスポット情報ページまで!