GWまっただ中の2015年5月4日(月)に富津八坂神社で開催された「日本三大くも合戦 第17代横綱決定戦」を一日取材させていただきました。その存在は知っていたもののなかなかタイミングが合わず今回が初めての参加となります。ちょうど先日にお声がけいただき、フンチ愛好会の若手メンバーにフンチ取りのやり方を教えてもらったりしたのですが、この日がまさに決戦の時となるわけです。
午前9時から一般参加者の受付が始まるとのことでしたが、ついたころにはすでに結構な人出がありました。
境内はそれほど広くないのですが、ノボリが立っていたりテントが貼ってあったりで独特な雰囲気です。
恒例となっているらしい野口製菓さんの出店もありました。先日もとりあげましたが黒いフンチ饅頭も人気でした。
会場には富津市のゆるキャラ「ふっつん」と金谷のゆるキャラ「かなにゃん」も登場して子ども達は大喜び!
いよいよ開会式が始まりました。競技の説明などがあります。
午前中に一般参加の予選会が行われ、午後にすでに予選を終えている市内の各グループからの出場者も混ざっての決勝戦がおこなわれます。
ちなみに、「リアルゆるキャラ」としてフンチそっくりの髪型のお兄さんも登場(笑)
昨年度覇者の多田進一さんからトロフィーの返還があり、いよいよ熱い戦いが始まります!
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午前中の予選では境内の何箇所かに畳が置かれその上の台で試合が行われます。
暑いせいもあるのか、クモの調整が悪いのか中々戦わずにやきもきする一面も。
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お昼をはさんで午後からは決勝トーナメントです。
ここからは観戦もしやすいように少し高い位置に設置された専用台で試合が行われます。
もちろん、観戦の目も真剣味が違います。負けたら終わりのデスマッチ!
大会の情報を提供してくださった小坂和幸さん。肩に手を当てているのは肩こりではなくて(笑)実は服の下にフンチの入ったケースを入れてあり、温めてコンディションを整えているのだと教えていただきました。できることは、ギリギリまでやって勝負する。妥協を許さない戦いなのです。
トーナメントはどんどんと進み、決勝の前にエキシビションマッチがありました。タカラグモとよばれる運気が良くなると言われている小さなクモで勝負。といっても、小ささを競うので負けた方(逃げた方)が勝ちという逆ルール。
子ども達にも分かりやすいようにマイクで説明しながら進行していたのがとても好感を持ちました!
子供横綱は石井愛唯ちゃんの「メツバキ」
今回は、子供のみの横綱を決めていました。こちらも激戦を勝ち抜いてきた2匹のクモによる決勝戦。戦いは短い時間で勝負あり、左側のメツバキ号が勝負を決めました。
愛唯ちゃんを抱きかかえるお父さん。いや、お父さんの方が興奮してますね(笑)
第17代横綱は小柴政輝さんの「投光鬼」
いよいよ、第17代横綱を決める決勝戦。会場のボルテージも最高潮!決勝にふさわしい激しい試合となりました。
最終的に逃げ出してしまったのは、嶋野さんの「大浜丸」。小柴政輝さんの「投光鬼」が第17代横綱になりました。
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初めての観戦となりましたが、参加者の方々の勝負に対する熱意と、見ている人も次第に引きこむような魅力にすっかり興奮している自分がいました。地元でこれだけ盛り上がる伝統的な行事があるなんて。本当に奥深い場所ですよね、富津は!
最後に全員で記念撮影。お疲れ様でした!
来年も楽しみにしています!
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