富津市小久保の真福寺で毎年4月21日に行われるお祭り「御影供(みえく)」へ久しぶりに行ってきました。「農具市」を起源に始まったとされるこのお祭りはかつて、国道465号線沿いのお花屋さんプチ・フルールの入り口から真福寺の境内にいたるまでビッシリと屋台が並ぶほどの規模で賑わっていました。
管理人が子どものころは小学校から帰って急いで友だちと遊びに行き、一度帰ってから親と一緒に夜にもう一度来たりしていましたね。農具市の面影か、食べ物の屋台の他にも道具屋さんや盆栽などの植栽屋さんなど様々な出店がありました。屋台の人は強面のおじさんだったりして、ちょっとビビリながらもオマケの交渉をしたり、別のお店へのお使いを頼まれてお駄賃をもらったり、いまでは難しいだろう社会経験がたくさんできていたなぁと思います。
そんな事を思い出しながら真福寺境内へ。
お昼過ぎに行きましたがお客さんはまばら。お店も事前に聞いていた通り境内の中だけですので昔に比べたら寂しいばかり。でも屋台がならぶお祭りの雰囲気は感じられるのでやっぱり懐かしいですよね。暗くなるとまた違う雰囲気になるのかもしれません。
境内の屋台を一回りした後は、中央公民館方面に道を戻ってもう一つの目的地へ。
お庭でお店プロジェクト
御影供の規模は小さくなってしまった大きな原因として、民家に通じる公道を屋台で塞いでしまうことがあります。通常の交通はお祭り期間だけだから良いのかもしれませんが、緊急車両も通れなくなってしまうため消防の問題でNGになってしまったというお話しも聞きました。
それならばと、御影供が行われている周辺の一般宅のお庭を開放してお店をだそうというプロジェクトが徐々に広がっているそうなのです。
御影供に向かう途中にありますので、たくさんの方が立ち寄っていたそうです。お店も富津市内からたくさん集まっていて、
・富津市金谷のCafe edomonsさん
・野口製菓さんのいちご大福
・大森バラ園のいちご
・綾部商店の手焼きせんべい
・いそね寿司のご飯
・茂木牧場チーズ工房「Lacto」さんのチーズ
・その他、手作り品や小物の販売
と盛りだくさん。富津っ子読者にはお馴染みのお店もたくさんでていてとても楽しそう!お庭でお店プロジェクトの輪も少しづつ広がっているようです。地元の方にとっても思い出深いお祭りですので、少しづつでも出店が増えたくさんお客さんが訪れるイベントに復活するといいなぁ。
来年の動きにも注目しましょう!富津っ子も応援します!
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