今回は、地元の美味しいトマトとキュウリを生産している農場へ行ってきました。場所は、富津市役所のすぐ近く、内房線の車窓からもハウスが見える「富津ごん太郎トマト」さんです。
こちらの農園では、主にトマトとキュウリをハウスで栽培しています。
こだわりのトマトは、こちら。375株を手塩にかけて育てています。
赤るんで来てますね~♪
品種は、「ラブリーさくら」だそうです。
糖度が高くて酸味とのバランスが良く、うまみと香りがトマト本来のコクを引き出すとか。
「富津ごん太郎・こころトマト」と言う名前を付けて、現在およそ250円で販売しています。
ちなみに、「ごん太郎」とは、何でしょうと伺うと、農園のオーナーの白石さんのお家の屋号から取っているとのこと。
【屋号ってなに?】
富津市内には、先祖代々から住まわれている方が多く、苗字のほかに「屋号」で呼ぶ風習が残っています。例えば、「たろべ(太郎兵衛)」とか「しちべい(七兵衛)」とか、「へいえむ(平右衛門」など。
白石さんのお宅の屋号は、「ごんたろう(権太郎)」。だから、ごん太郎トマト。
屋号から取っているそうです。
話を聞いてみると楽しいですね~。また愛称でつかっている「マルゴ」と言う名称もごんたろうからくるものですね。
トマトばかりでなく、キュウリの方も自信作!
「実生(みしょう)キュウリ」という名称で販売されています。
さて、実生って、どんな意味でしょう??
やはり、白石さんに伺いました。
通常のキュウリの苗は、育てやすさから、かぼちゃの苗にキュウリの枝をくっつけて接ぎ穂することが一般的。しかし、実生は、種から育てる純粋なキュウリの苗。栽培に手間がかかるが、皮まで柔らかく、香りがとても良いとのこと。
それでは、評判のキュウリを、実際に手に取ってー
「痛っ!!」
新鮮だから、トゲがとても鋭いので、もう持った感触が違いますね!
改めてー
かじってみると食感はとてもジューシー♪で、キュウリ本来の香りが豊かです♪
最後に、白石幸大さんに、栽培で気を付けていることを伺いました。
「やっぱり、農薬をできる限り抑えて栽培していることです。家族で栽培しているのでなかなか手が回らず、数が少なくなってしまい、少々お高めになりますが安心して食べて頂けるように、しっかりとした管理を行っています。」
丁寧に育てられたごん太郎の「こころトマト」と「こころ実生キュウリ」。ぜひ、一度お試ししてはいかがですか??
イオン富津ショッピングセンター内農場長 田畑耕作、JA味楽囲貞元店で販売中ですよ。
富津ごん太郎トマト 〜美味しいトマトを食卓へ
富津ごん太郎トマト~こころトマト~(Facebookページ)