富津っ子読者のみなさんは「ダイヤモンド富士」という現象をご存知でしょうか?富士山の山頂部と太陽が重なって生じる光学現象をそのように呼ぶのですが、富士山頂で閃く太陽があまりにも綺麗なのでダイヤモンドと呼称されるのでしょうね。
西側に、東京湾を超えて富士山を望む内房地域は夕焼けと富士山という美しいコンビネーションを楽しむ事のできる貴重な位置にあります。そして、そこにダイヤモンド富士という年に2回しかチャンスのない現象が加わったとしたら?写真を撮るのが好きな管理人としてはワクワクせずにはいられません。
富津市役所の屋上からダイヤモンド富士を撮ろう!
我々富津っ子と同じく、富津を盛り上げえようと頑張っていらっしゃる富津写真部さん、Apps Journalさん主催で、富津市役所の屋上からダイヤモンド富士を撮ろう!という企画があり参加させていただきました。このイベントに参加するのは昨年9月に続いて2回目となります。
普段入ることのできない市役所屋上からの眺めを楽しむことのできる滅多にない機会ともいえます。
市役所前では河津桜が綺麗に咲いていました。参加者のみなさんの集合を待つ間にパチリ。梅のつぼみも膨らんできていていくつか咲いていましたね。
屋上でカメラをセットする参加者たち。
とても眺めが良く気持ちが良いです。
太陽が見えていたので期待していたのですが、富士山周辺の厚い雲は晴れずこのまま太陽は隠れてしまいました。
消防センター方面をパチリ。新日鉄の工場なども見渡せるので本当に眺めが良いです。撮影ではなく見学だけされる参加者もいらっしゃいましたが、多くの方に開放される機会があると良いなと思います。(もちろん安全面を確保した上でですね)
ダイヤモンド富士は拝むことができなかったのですが、雲の動きが綺麗だったので撮影していたタイムラプス映像をYouTubeでご覧ください!
これだけでは終わらない!実は前日にダイヤモンド富士を捉えていました!
さて、撮影会は3月31日に予定されていたのですが前日の3月30日も富津岬方面でダイヤモンド富士が見られそうとのことで、天気を気にしながら急行していたのでした。本当は富津岬の展望台まで行こうと思っていたのですが、いまにも太陽が落ちそうだったので下洲海岸で撮影を行うことにしました。
そこで撮影されたのがこちらの写真です。
少し、左側に太陽が沈んでいく「左ダイヤ」でしたが、見事に富士山頂に日が沈むのを撮影できました。この日も雲が多く天気は思わしくなかったのですが、夕方になって山頂部分だけ顔をだす偶然に救われました。
この日も動画を撮影していますのでこちらもぜひご覧ください。
さて、ダイヤモンド富士のベストスポットは日に日に南下していきます。今後、新舞子→湊→竹岡→金谷とチャンスが訪れますので天気の良い日に撮影にでかけてみてはいかがでしょうか?