こんにちは、東大むら塾2年のたいきです。
いつの間にかすっかり夏ですね!今年は例年とは違った過ごし方になってしまいそうですが、充実した夏にしたいと思います。
さて、これまでの記事ではむら塾が育てているお米や野菜について詳しくご紹介してきましたが、今回は少し違った側面の活動である、「寺子屋」という企画について書いていきます。
寺子屋とは?
寺子屋とは、夏休みに東大むら塾のメンバーが富津市の小学校や市役所で地域の子どもたちに勉強を教えたり、アドバイスをしたりする企画です。(まさに現代版の「寺子屋」ですね!)
2018年から始まり、昨年は富津市立湊小学校、富津市立天神山小学校、富津市役所で実施しました。
富津市や小学校の皆様に様々な面でご協力いただいているおかげで、毎年たくさんの学生に参加してもらっており、むら塾の中でもとても人気のある企画です!
企画の目的・背景
寺子屋企画は、むら塾生が「東大生」として地域活性化に少しでも貢献できることがないかと考え地域の小学校の保護者の方々とお話しする中で生まれた企画です。
少子高齢化が進む中、今後のむらの未来を担っていく存在である子どもたちとの交流を通して良い刺激を与えたいと考えています。実際に、2年連続で参加してくれた子どもたちがいるなどご好評をいただいています。
また、富津市で活動させていただいている団体として、子どもたちとの触れ合う非常に大切な場になっていると感じています。子供たちとの何気ない会話の中で、彼らが自分たちの住む地域に対してどう思っているか聞くことができ、普段聞けない視点から見た地域の現状について知ることができる貴重な機会です。
寺子屋の良さ
ここまではちょっとカタい話題だったのでここからは寺子屋がいかに楽しい企画なのかアピールしていこうと思います!
みなさんも学生の時に宿題をためてしまい、夏休みの終わりになって焦った経験があるのではないでしょうか??
夏休みというあまり勉強をやる気にならない期間中でも、東大生から勉強を教えてもらう機会は子どもたちにとって新鮮で勉強も捗るようです!僕が去年行った回の寺子屋に来ている子の中には、1時間半ほどで読書感想文を書き上げてしまった子もいました!すごい集中力で見習いたいと思いました、、、
また、大学生との交流という機会も子どもたちにとっては珍しいようで、初対面でもとても懐いてきてくれます。本当にかわいいです!去年の寺子屋では、一昨年も参加してくれた子から顔だけでなく名前まで覚えられていて感激しているむら塾生もいました!!
むら塾生にとっても小学生や中学生と関わる機会は貴重で、毎回自分たちもたくさんのことを学ばせてもらっています。必死に宿題に取り組む子どもたちの姿を見て、昔が懐かしくなることも。。
今後の寺子屋企画
残念ながら、新型コロナウイルスの影響で今年の夏の寺子屋企画は中止となってしまいました。
現在は、冬の実施を目指して現在計画を進めているところです。検討段階ではありますが、今までの内容に加え、対象を小学生から中高生まで広げて勉強以外の面(将来のことや進路など)でもサポートができるようなワークショップができないかなども挙がっていました。
寺子屋企画は必ずパワーアップして帰ってきますのでぜひお楽しみに!
寺子屋は、むら塾と地域の子どもたちとを繋ぐとても重要な機会です。今後も寺子屋を通して子どもたちとたくさんコミュニケーションをとって、できるだけお手伝いをしていきたいと思います!