毎年ご報告いただいている富津シティロータリークラブから東日本大震災被災地訪問の様子が届きましたので、ご紹介します。
訪問概要
〇 訪問日: 令和2年2月22日から23日
〇 主な訪問地: NPO法人みやぎ子ども養育支援の会、大川小学校、丸森町ボランティアセンター
NPO法人みやぎ子ども養育支援の会
宮城県の子ども達、特に震災の影響や生活支援の必要な家庭の子ども又は家庭に恵まれない(虐待等)子どもの養育支援と障害児支援を目的として、小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)・児童自立生活援助事業を行うとともに、子育てに悩む保護者に対する子育て相談事業、地域の人々に対して、子どもの健全育成と障害児への支援に関する普及・啓発事業を行うことにより、地域社会の児童福祉の増進・子どもの健全育成に寄与・障害児の支援と社会的理解を啓発することを目的とする団体。当クラブは震災翌年から現在に至るまで毎年支援をさせて頂いております。昨年から「東日本大震災追悼花火in竹岡実行委員会様」「さくら会様」よりお預かりした義援金もお渡ししております。
大川小学校
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波が本震発生後およそ50分経った15時36分頃、三陸海岸・追波湾の湾奥にある新北上川(追波川)を遡上してきました。この結果、河口から約5kmの距離にある学校を襲い、校庭にいた児童78名中74名と、教職員13名中、校庭にいた11名のうち10名が亡くなりました。その他、学校に避難してきた地域住民や保護者のほか、スクールバスの運転手も亡くなりました。学校の管理下にある子どもが犠牲になった事件・事故としては戦後最悪の惨事となりました。
宮城県丸森町ボランティアセンター
丸森町は台風19号による大規模な河川氾濫と土砂災害で死者10名、行方不明1名の犠牲者が出てしまった町です。いま現在も多くの人達がボランティア活動に参加されております。災害ボランティアセンターは募金によって支えられている事の話をお聞きしました。当クラブも義援金をおくらせて頂きました。
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今年も東日本大震災追悼の想いを忘れないように、3月7日に竹岡で花火があがります。